平成20年8月のひとりごと

早いもので、もう秋の匂いがしてきました。
皆様にはお元気でお過ごしのことと拝察いたします。

さて、あるお座敷のご縁からお話がはじまり、このほどオーストラリアで芸のご披露をさせていただくことになりました。
身の程知らずとは思いつつも、大変光栄なお仕事と感謝をし、お受けさせていただくことといたしました。
でも思い起こすと20年以上前になりますが、焼き鳥屋さんで、舞台の代わりに工事用のビニールシートを敷き、お客様に四方を押さえてもらいながら踊ったことが、今更ながらに思い出されます。
この時代から見ればなんと恵まれているのでしょうか、本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで少しでも物事が前進するようにと心がけてはきたつもりですが、あの当時では全く想像もできなかった今の現状です。
周囲の皆様から日々「感謝」という単語をいただけて、自分の環境が本当にありがたいと感じました。

これからも初心を忘れることなく、現状に溺れず、前向きな気持で頑張っていきたいと思いますので、皆様厳しくご指導ください。
さあ、日本人の恥をさらさぬようお稽古です。

めぐみ

   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

平成20年3月のひとりごと

ゆき乃恵が開業してからはや6年。
開業後まもなくホームページを見て応募してきたあやめちゃんが、今年の9月1日に独立し、新たに置屋を持つことになります。

今日では、お蔭様でゆき乃恵も皆様に知っていただき、お仕事もたくさんいただけるようになりましたが、開業当初は古いアパートの一室で細々とスタートし、あやめちゃんと 二人で、小さな丸いちゃぶ台で一緒に食事をしたり、お茶を飲んだりしたことが、今さらながらなつかしく思いだされます。

それから6年、今のゆき乃恵にいたるまで、あやめちゃんはとても大きな存在でした。
しかし独立することが今後の八王子花柳界にとってプラスになると思いましたので、私の方から勧めたしだいです。

これからも一緒に一生懸命頑張ってまいりますので、ゆき乃恵共々、応援してくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 めぐみ